* Disk2vhdで物理マシンのディスクをVHDファイルへ変換 [#mc1ea8e4]

** Disk2vhdとは? [#xa40892a]
- 起動中の物理マシンの起動ディスクをVHDファイルへ変換して、Hyper-Vなどの仮想化環境のゲストOSとして稼働させる(P2V)ことが出来る。
-- VHDファイルへの変換時にディスクコントローラーなどのHALを仮想環境向けに書き換える事によって仮想化対応している。
- ボリュームシャドウコピーを使うので、起動中でも安全に完全なバックアップを取ることが出来る。

*** Disk2vhd ダウンロード [#cb4b1809]
- http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/ee656415

** 手順 [#i324ad57]
- Disk2vhdをダウンロードして、対象の物理マシンで実行する。
- バックアップを取る全てのディスクにチェックを付ける。
-- ドライブレターのないブートディスクにもチェックを付ける。
- Use VHDXにチェックを付ける。(VHDXは新しい形式で、通常こちらを選んだ方が良い)
- User Volume Shadow Copyにチェックを付ける。(より安全なトランザクションコピーが行われる)
- VHD(X)ファイルの保存場所は、バックアップを取らないディスクにした方が安全。従って、外付けHDDなどを用意して、接続した方が良い。

*** 参考 [#pdda57d4]
- https://hyperv.veeam.com/blog/how-to-convert-physical-machine-hyper-v-virtual-machine-disk2vhd/
- http://www.microsoft.com/ja-jp/techfielders/column.aspx
- http://blogs.technet.com/b/osamut/archive/2011/02/28/3390534.aspx

** Hyper-Vの仮想マシンを作成する際の注意点 [#odda0530]
- ゲストOSがWindows8の場合でも、仮想マシンを第2世代にするとブートに失敗するようだ。
- 第1世代で作成する事。

** UEFIブートの物理マシンをP2Vするには? [#z75ca177]
- UEFIブートではパーティション情報がMBRでなくGPT形式だが、現在のDisk2vhdはGPTを認識できない。
- 従って、一旦、ディスクコピーを取った後、GPTからMBRへ変換する必要がある。
- 詳しくは、https://4sysops.com/archives/how-to-p2v-windows-server-2012-r2-with-uefi-and-a-gpt-disk/ を参考にする。
- https://www.youtube.com/watch?v=DDaSFRAviq4

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