自己証明書の作成とマクロへの適用

手順

1. VBA プロジェクトのデジタル証明書(selfcert.exe)の起動

2. 自己署名入りデジタル証明書作成

  • 起動すると[デジタル証明書の作成]ダイアログが表示されるので、[証明書の名前]に名前を入力して、OKを押下する。
    • 名前は任意だが、あとで自分で作成した証明書である事が分かるように、氏名や会社名、日付などを含めるとよい。
  • 作成に成功した旨のメッセージが表示され、終了する。

3. 作成した証明書の確認

  • コントロールパネルから[インターネットオプション]を開く。
  • [コンテンツ]タブから[証明書]→[個人]を開く。
  • [発行先]に先ほど入力した証明書の名前があることを確認する。

4. マクロ プロジェクトにデジタル署名を追加

  • ここではOutlook 2016を前提とするが、他のOfficeアプリでも同様。
  • Outlookを起動し、[開発]タブから[コード]グループの[Visual Basic]を押下する。
    • 開発タブがない場合は以下の手順を行う。
    • メニューから[ファイル]→[オプション]を選ぶ。
    • ダイアログが開くので、"リボンのユーザー設定"を選び、"メインタブ"の"開発"にチェックを入れる。
    • OKでダイアログを閉じる。
  • 左上のツリーで[Project 1]を選択する。
  • [ツール]メニューの [デジタル署名]を開く。
  • ダイアログが表示されるので、[選択]ボタンを押下する。
  • 先ほど作成した証明書を選択し、OKを押下する。
  • 元のダイアログに戻るので、OKを押下する。

5. セキュリティレベルの変更

  • Outlookの[開発]タブの[コード]グループの[マクロのセキュリティ]を押下する。
  • [マクロの設定]で[デジタル署名されたマクロに対しては警告を表示し、その他のマクロはすべて無効にする]にチェックを入れる。
  • OKを押下してダイアログを閉じる。
  • Outlookを終了する。(終了時に保存を促すダイアログが表示されたら、OKを押下する。)

6. マクロ実行の確認

  • Outlookを起動する。
  • マクロを有効にするか尋ねるダイアログが表示されるので、[この発行者のドキュメントをすべて信頼する]を押下する。
    • 以後、Outlookを起動時にはダイアログは表示されず、有効なままになる。
  • マクロが動作するか確認する。

自己証明書の削除

上記のようにコントロールパネルからインターネットオプションを開き、削除する証明書を選択し、削除ボタンを押下する。

参考


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Last-modified: 2016-07-08 (金) 04:38:08