** 設定 [#ja4894f5]
*** git statusで日本語ファイル名を表示可能にする [#s0e36274]
以下のコマンドを実行する。
git config --global core.quotepath false
*** git commitで使うエディタを変更する [#mc07d5ff]
デフォルトではvimだが、以下のようなコマンドを実行して、好みのエディタに変更する(今回はgvim.exe)。但し、改行コードの自動判別機能、UTF8保存機能等が必要で、エディタによっては上手く動かないので、諦めてvimの使い方を覚えるか、git commit -m 'コミットのコメント'で直接コメントを指定するか。
git config --global core.editor gvim.exe
*** 環境変数HOME [#s3e54de0]
- .gitconfig等の設定ファイルが出来るフォルダはデフォルトでは%USERPROFILE%だが、環境変数HOMEを設定しておくとそこになる。
- Windowsの環境変数でHOMEを設定してもよいが、コマンドプロンプトからしかgitを利用しないなら、C:\Users\taro\App\Git\cmd\git.cmd を開いて先頭行に以下のように記述を加える。
@set HOME=%USERPROFILE%\Documents\git
-- なお、最近のGitはgit.cmdが存在しないようだが、その場合はgit.cmdを自分で作って、環境変数を設定してからgit.exeをキックするようにする。
@set HOME=%USERPROFILE%\git
git.exe
- 次にマイドキュメント以下にgitフォルダを作る。
- 以後、msysgitの設定ファイルはこのフォルダ以下に作成される。設定ファイルである.gitconfigファイル等もここに出来るので、必要ならエディタで開いて編集して良い。
*** SSHの秘密鍵・公開鍵 [#m6d13eb3]
msysgitのSSHはOpenSSHなので、PuTTYのputtygen.exeを使ってOpenSSH形式の秘密鍵・公開鍵に変換しておく。秘密鍵はメニューの「変換」→「OpenSSH形式へエクスポート」で保存、公開鍵は画面上のテキストエリア「OpenSSHのauthorized_keysファイルに・・・」をコピーペーストで保存する。
- puttygen.exe
-- http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html
- 鍵ファイルを置く場所
-- 秘密鍵: %HOME%.ssh\id_rsa
-- 公開鍵: %HOME%.ssh\id_rsa.pub
*** WindowsのGitは使いづらい [#pd779bd2]
GitはLinux出身なソフトでWindowsで使うには使いづらい面が多い。さっさと諦めて、WindowsにVMware等でLinuxをインストールして、マイドキュメントをSambaで共有して、Windowsのエディタでファイルを編集、Linuxのターミナルでgitコマンドを使う、という運用もアリかも知れない。