Windows上でEUCJPのファイルを扱う

目的

windows上で文字コードがEUCJPのファイルを扱うと、ワークベンチでファイルの中身を参照したり、変更点の確認をすると 、文字化けしてファイルの中身が表示される。この問題を、TortoiseHgがファイル参照する際にnkfコマンドを介す事で、解決する。

なお、今回はあるリポジトリにあるPHPファイルとHTMLファイルはすべて文字コードがEUCJPであるとして、このリポジトリを扱う為の方法を紹介する。

方法

nkfコマンドのインストール

  • 以下よりnkfをダウンロードする。
  • ダウンロードしたZIPファイルを展開して、以下のnkf.exeファイルをコピーする。
    • nkfwin\vc2005\win32(98,Me,NT,2000,XP,Vista,7)ISO-2022-JP\nkf.exe
  • nkf.exeファイルをWindowsの実行パスが通ったフォルダーにコピーする。
    • 実行パスの設定にはココで紹介しているRapid Environment Editorを使うと便利。

TortoiseHgの設定

  • リポジトリの設定ファイル.hg/hgrcをテキストエディタで開く。
  • 以下のように記述を加える。
     [decode]
     **.html = pipe: nkf -S -e
     **.php = pipe: nkf -S -e
     
     [encode]
     **.html = pipe: nkf -E -s
     **.php = pipe: nkf -E -s
  • decodeで作業領域の取り込みの際にEUCJPへ変換して、encodeで履歴に書き込む際にSJISへ変換する。

参考


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Last-modified: 2013-05-14 (火) 09:05:27