変数のスコープ

  • JavaScriptの変数は、グローバル変数とローカル変数の2種類。
  • 変数のスコープは関数単位で、ブロックスコープではない。
  • グローバル変数は、関数の外で宣言する。もしくは(関数の中であっても)varを付けずに宣言する。
  • ローカル変数は、関数の中でvarを付けて宣言する。
 var foo = 1;
 function myfunc1() {
   alert(foo);         // 1
   bar = 2;
   var baz = 3;
 }
 function myfunc2() {
   alert(bar);         // 2
   alert(baz);         // bazはmyfunc1()の中のローカル変数なので表示されない
 }
 myfunc1();
 myfunc2();

グローバル変数はwindowオブジェクトに属する

 var foo = 1;
 alert(window.foo);  // もしくはwindow["foo"]

関数内で宣言された変数は、関数のどこで宣言していても、関数先頭で宣言した事と同じ

関数内で宣言された変数は、関数のどこで宣言していても、関数先頭で宣言した事と同じになる。

 var foo = 1
 function myfunc() {
   alert(foo);        // Undefined (1)
   var foo = 2;
   alert(foo);        // 2         (2)
 }
 myfunc();

(1)でグローバル変数fooを参照しないのは、その下の行でローカル変数fooを宣言しているから。(1)のfooと(2)のfooは同じローカル変数を参照している事になる。従って、上のコードは下のコードと動作が等しい。

 var foo = 1
 function myfunc() {
   var foo;
   alert(foo);
   foo = 2;
   alert(foo);
 }
 myfunc();

クロージャ

 function counter() {
   var n = 0;
   return function () {
     return n++;
   }
 }
 var c = counter();
 alert(c());  // 0
 alert(c());  // 1
 alert(c());  // 2

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