外部プログラムの起動

直接指定

 PS> notepad.exe test.txt
  • メモ帳が開く。
  • notepad.exeは環境変数PATHが通っている必要がある。

Invoke-Exporession

 PS> $str = "Get-Process | select -First 1"
 PS> Invoke-Expression $str
 PS> $str = "notepad.exe test.txt"
 PS> Invoke-Expression $str
  • $strがパースされる。
  • いわゆるevalに相当する。

Invoke-Item

 PS> Invoke-Item test.txt
  • (拡張子.txtがメモ帳に関連付けられていれば)メモ帳が起動して、test.txtが開く。

&演算子

 PS> $cmd = "notepad.exe"
 PS> $arg1 = "test.txt"
 PS> & $cmd $arg1
 PS> $cmd = "ping.exe"
 PS> $all_args = @("-n", "3", "www.yahoo.co.jp")
 PS> & $cmd $all_args
  • 先頭に&を付けて、以下のプログラムを実行する。
  • noptepad.exe test.txt または ping.exe -n 3 www.yahoo.co.jp が実行される。
  • 引数がスペースを持つ場合(例えばファイル名が"diary 2016.txt"の場合)、面倒なクォートを考えずに、そのまま変数に格納できる。

cmd /c

 PS> $str = cmd /c dir *.txt
  • CMD.exe上で、以下のプログラムを実行する。
  • 上の場合、dirはPowerShellのGet-ChildItemではなく、CMD.exeのdirなので、結果の$strにはStringが格納される。

CMDでプログラムを実行する場合の戻り値の判定

 & cmd.exe /c 'ping.exe doesnotexist && exit 0 || exit 1'
 Write-Host $?             # => False
 Write-Host $LASTEXITCODE  # => 1
  • CMDで指定するプログラムで適切なエラーコードを返すようにする。
  • そのエラーコードは$?や$LASTEXITCODEで参照できる。

Start-Process

 PS> $ps = Start-Process ping.exe -ArgumentList "-n 10 www.yahoo.co.jp" -PassThru
  • -PassThruパラメータを付けると、$psにプロセスオブジェクトが格納され、$psを通して、外部プロセスの制御が可能になる。

参考

http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/7703.powershell-running-executables.aspx


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