システムフォントサイズをレジストリ修正して変更する
目的
- 古いWindowsではコントロールパネル->ディスプレイでシステムフォントサイズを変更出来たが、Windows 10のCreators Updateからこの機能が削除された。
- よって、レジストリを編集して、システムフォントサイズを変更する。
手順 メニューフォントの場合
- WIN+Rを押下、ダイアログにRegeditと入力して、レジストリエディターを起動する。
- 以下のキーを開く。
- HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics
- 今回はメニューフォントなので、"MenuFont"というキーを探す。見つかったら、ダブルクリックで開く。
- 値はバイナリになっている。フォントサイズは最初の2文字で構成されているらしい。
- 例えばフォントサイズを1ポイント大きくしたければ、元の"EE"から"EC"にする。
- 16進数の値を小さくすることでフォントサイズが大きくなるようだ。
- ただし、"EE"や"EC"は環境によって違いがあるかもしれない。1ポイントサイズ変更する場合でも、"EC"や”EB"のように2-3空けた数値を使うようだ。
- 修正が終わったら、レジストリエディターを終了して、Windowsからサインアウト、サインインしなおす。メニューサイズが変更されていることを確認する。
- なお、ファイルエクスプローラーなど、ソフトによってはフォントサイズがキャッシュされる場合もあるようで、その場合はWindowsを再起動するなどしてみる。
- また、フォントサイズを大きく変えた場合、"MenuHeight"と"MenuWidth"も変更する。
- 例えば、フォントサイズを3ポイント変更すると、MenuHeightとMenuWidthを共に"-290"から"-326"へ変更する。この値も環境によるようだ。
参考