ディスクドライブの追加
概要
- 仮想OSにディスクドライブを追加する。
- Hyper-V 2.0以降は仮想OSがWindows系なら仮想OSを起動したままディスクを追加できる。(SCSIコントローラーの場合)
手順
1. Hyper-Vサーバ上でSCSI(IDE)コントローラーに新しいディスクドライブを追加
- Hyper-Vサーバにログインして、Hyper-Vマネージャーを起動する。
- 当該の仮想マシンを選択して、右クリック→設定を選ぶ。
- 仮想マシンの設定ダイアログが開くので、左ペインのハードウェアの中からSCSIコントローラーを選ぶ。(SCSIコントローラーがなければIDEコントローラーを選ぶ)
- SCSIコントローラーの項目の中に「ハードドライブ」「DVDドライブ」「共有ドライブ」などがあるので、ハードドライブを選び、追加ボタンを押す。
2. Hyper-Vサーバ上で仮想ディスクを作成
- 左ペインのSCSIコントローラーツリーの中に新しくハードドライブができ、その設定を行えるようになる。
- 「コントローラー」は「SCSIコントローラー」、「場所」は使用中でない番号を選ぶ。
- 「メディア」の「仮想ハードディスク」の項目で、「新規」ボタンを押す。(既存ディスクがあればそれを参照してもいい)
- 仮想ディスクの作成のダイアログが開くので、ウィザードにしたがって仮想ディスクを作成する。
- ウィザードを終えると、元の仮想マシン設定ダイアログに戻るので、OKを押して仮想マシン設定ダイアログを閉じる。
3. 仮想OS上でディスクを認識
- この時点で仮想ディスクはHyper-Vサーバ上に出来ているが、仮想マシン上ではディスクを認識していないので、ディスクの初期化とマウントを行う。
- 仮想マシンにログインして、ディスクの管理ツールを起動する。(WIN+Rを押して、diskmtmt.mscと入力して、エンターキーを押す)
- ディスクの管理ツールのウィンドウが開くと、先ほど作ったディスクのステータスが不明なので初期化を促されるので、初期化する。
- 初期化したディスクのパーティションを選び、右クリック→新しいシンプルボリュームを選び、パーティションの作成とフォーマット、ドライブレターの割り当てを行う。
- ドライブレターの割り当てが終わると、ファイルエクスプローラーで作成したディスクを確認できる。
参考