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- Windows-アプリケーション/WinSCP/Transfer Settingsを自動的に選択する へ行く。
- 1 (2013-07-06 (土) 23:22:46)
- 2 (2013-07-06 (土) 23:23:01)
Transfer Settingsを自動的に選択する
概要
- ローカルPCでファイルを編集して、リモートサーバのプロジェクトディレクトリにアップロードする作業を行うのに、自動同期機能を使ってアップロードしたい。
- だが、ローカルPC上の特定フォルダ・ファイル(例えば.svnフォルダや画像ファイル)は自動同期の対象から外したい。
- このような場合に、Transfer Settingsで特定フォルダ・ファイルを指定して、かつそのTransfer Settingsが自動的に選択されるようにする。
- ローカルPCとリモートサーバの対象パスは以下の通り。
- ローカルPC: C:\Users\taro\Documents\myapp以下
- リモートサーバ: /var/www/example.com以下
- リモートサーバIPアドレス: 192.168.100.1
手順
- WinSCPを起動して、メニューの"Options"→"Preferences"を選ぶ。
- Preferencesダイアログが開くので、左ペインの"Transfer"→"Presets"を選び、"Add"ボタンを押下する。
- Edit transfer settings presetダイアログが開くので、以下のように設定する。
- Preset description: example.com-preset
- Other
- File mask: *.php; *.html; *.txt; */ | .svn/
- Automatically select this preset when: チェックを入れる
- Autoselection rule
- Hostname mask: 192.168.100.1
- Username mask: 空
- Remote directory mask: /var/www/example.com/
- Local directory mask: C:\Users\taro\Documents\myapp\
- フォルダ指定では最後を/(または\)で終わらせる事。
- "OK"ボタンを押下して、ダイアログを閉じる。
- Preferencesダイアログの右ペインの一番下"Options"にある"Show announcement when transfer settings preset is autoselected"はチェックを入れておく方が警告が出るので分かりやすい。
- "OK"ボタンを押下して、ダイアログを閉じる。
補足 1
普通に接続するセッションとは別に、自動同期専用のセッション設定を作っておくと便利が良い。以下のように作成する。
- WinSCPを起動して、メニューの"New Session"を選ぶ。
- Loginダイアログが開くので、対象のセッションを選択し、"Edit"ボタンを押下する。
- 左ペインの"Environment"→"Directories"を選び、以下のように設定する。
- Synchronize browsing: チェックを入れる
- Remember last used directory: チェックを外す
- Remote directory: /var/www/example.com
- Local directory: C:\Users\taro\Documents\myapp
- "Save"ボタンを押下する。
- ダイアログが開くので適当なセッション名を入力して"OK"ボタンで保存する。
補足 2
ツールバーに現在選択されているTransfer Settingsが表示されるので、ここで確認しつつ作業を行う。