Git for Windows (msysgit) 設定

git statusで日本語ファイル名を表示可能にする

以下のコマンドを実行する。

 git config --global core.quotepath false

なお、日本語のファイル名のファイルをコミットして、ファイル名を確認するまでの手順は以下の通り。

 mkdir git.test.repos
 cd git.test.repos
 git init
 echo "HELLO" > 日本語.txt
 git add 日本語.txt
 git commit -m 'japanese filename test'
 git ls-files

git commitで使うエディタを変更する

デフォルトではvimだが、以下のようなコマンドを実行して、好みのエディタに変更する(今回はgvim.exe)。但し、改行コードの自動判別機能、UTF8保存機能等が必要で、エディタによっては上手く動かないので、諦めてvimの使い方を覚えるか、git commit -m 'コミットのコメント'で直接コメントを指定するか。

 git config --global core.editor gvim.exe

環境変数HOME

  • .gitconfig等の設定ファイルが出来るフォルダはデフォルトでは%USERPROFILE%だが、環境変数HOMEによって指定出来る。
    • ちなみにWindowsでは%APPDATA%以下に設定ファイルを置くのがマナーであって、msysgitはLinux由来のソフトだけあって仕様が悪いと言える。
  • Windowsの環境変数でHOMEを設定してもよいが、コマンドプロンプトからしかgitを利用しないなら msysgitインストールフォルダ以下のgit.cmd(C:\Users\taro\App\Git\cmd\git.cmd等)を開いて先頭行に以下のように記述を加える。
     @set HOME=%USERPROFILE%\Documents\Git
    • なお、最近のmsysgitはgit.cmdが存在しないようだが、その場合はgit.cmdを自分で作る。以下のような感じ。
       @set HOME=%USERPROFILE%\Git
       C:\Users\taro\App\Git\cmd\git.cmd %*
  • 次にマイドキュメント以下にGitフォルダを作る。
  • 以後、msysgitの設定ファイルはこのフォルダ以下に作成される。
  • 但し、msysgitを利用する際は、git.exeではなくgit.cmdを実行する。サーチパス等を工夫する事。

SSHの秘密鍵・公開鍵

msysgitのSSHはOpenSSHなので、PuTTYのputtygen.exeを使ってOpenSSH形式の秘密鍵・公開鍵に変換しておく。秘密鍵はメニューの「変換」→「OpenSSH形式へエクスポート」で保存、公開鍵は画面上のテキストエリア「OpenSSHのauthorized_keysファイルに・・・」をコピーペーストで保存する。


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