NFSクライアント
前提
- OSはLinux CentOS6.3とする。
- nfsは標準パッケージを利用する。
- NFSサーバ192.168.1.100は/var/export/share01ディレクトリを公開している事とする。
- NFSクライアントは/var/mnt/share01に上の公開ディレクトリをマウントする事とする。
nfsパッケージのインストール
yum install nfs-utils
yum install autofs
マウントポイント作成
mkdir -p /var/mnt/share01
マウントする
mount -t nfs 192.168.1.100:/var/export/share01 /var/mnt/share01
起動時に自動的にマウントする1 - /etc/fstab
192.168.1.100:/var/export/share01 /var/mnt/share01 nfs defaults 0 0
- defaultsはrw, suid, dev, exec, auto, nouser, asyncと等価。自動起動を止めるにはnoautoを指定する。
- fstabの記述の詳細はman fstabを参照する。
参考
起動時に自動的にマウントする2 - autofs
/etc/auto.master
/var/mnt /etc/auto.var.mnt
- auto.masterファイルにマウントポイントの親になるディレクトリ(/var/mnt)を指定する。さらにそのマウントポイントの詳細を記述するファイル名(/etc/auto.var.mnt)を指定する。
/etc/auto.var.mnt
share01 -fstype=nfs 192.168.1.100:/var/export/share01
- 指定したauto.var.mntファイルにマウントポイントになるディレクトリ(share01)を指定し、マウント実行に必要な情報を指定する。
- これで、cd /var/mnt/share01 とすると、/var/mnt/share01がマウントされ、share01内のファイルを参照出来るようになる。
参考