Git for Windows (msysgit) 設定

git statusで日本語ファイル名を表示可能にする

以下のコマンドを実行する。

 git config --global core.quotepath false

なお、日本語のファイル名のファイルをコミットして、ファイル名を確認するまでの手順は以下の通り。

 mkdir git.test.repos
 cd git.test.repos
 git init
 echo "HELLO" > 日本語.txt
 git add 日本語.txt
 git commit -m 'japanese filename test'
 git ls-files

git commitで使うエディタを変更する

  • デフォルトではvimだが、以下のようなコマンドを実行して、好みのエディタに変更する(今回はgvim.exe)。
    • なお、Windows 8以降ではコマンドプロンプトの仕様変更によりコンソール版のvimは正常に日本語入力出来ないので(2014/1現在)、別のエディタを使うしかない。
  • 但し、改行コードの自動判別機能、UTF8保存機能等が必要で、エディタによっては上手く動かないので、諦めてvimの使い方を覚えるか、git commit -m 'コミットのコメント'で直接コメントを指定するか。
     git config --global core.editor "gvim.exe --nofork -c 'set fenc=utf8'"

環境変数HOME

  • .gitconfig等の設定ファイルの保存場所はデフォルトで%USERPROFILE%だが、環境変数HOMEによって指定出来る。
    • Windowsではユーザ設定ファイルは%APPDATA%以下に置く事が推奨されている。
  • 環境変数HOMEはコントロールパネルのシステム環境変数で指定するか、Gitのみに適用するにはGitインストールフォルダ以下のgit.cmd(C:\Users\taro\App\Git\cmd\git.cmd等)をテキストエディタで開き、先頭行に以下のような記述を加える。
     @set HOME=%USERPROFILE%\Documents\Git
    • 但し、最近のGitはgit.cmdが存在しないようで、その場合はgit.comを以下のように自分で作る。
       @set HOME=%USERPROFILE%\Git
       C:\Users\taro\App\Git\cmd\git.exe %*
  • 次にマイドキュメント以下にGitフォルダを作れば、Gitの設定ファイル等はここを参照するようになる。
  • なお、Gitを利用する際はgit.exeではなくgit.cmdを実行するようにサーチパスを工夫する事。
    • PowerShellでは.cmdより.exeの方が優先順位が高い?ようなので、git.cmdでなくgit.comで作ると良さそう。

GIT_TRACE

Gitコマンドの動作をトレースするには以下のようにPowerShell上で環境変数GIT_TRACEを指定する。

 $env:GIT_TRACE=1

改行コードの自動変換

 git config --global core.autocrlf false

ロングファイルパスの制限解除(MAX_PATH)

 git config --global core.longpaths true

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