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* msysgit インストール [#x0e721da]

** 前提 [#h133d20d]
- msysgitはMinGW+MSYS環境下で動作する。msysgitの本体であるgit.exeはMSYSコマンド群の1つとして構成される。
- msysgitはGit Bash上かコマンドプロンプト上(PowerShell上)にてgit.exe(git.cmd)コマンドを実行して使う。
- Git BashならMSYSコマンド群にあるUNIX系ツールを併用出来るが、日本語対応が面倒で難しい。
- なので、今回はコマンドプロンプトで使う事にする。
- また、すでにMinGW+MSYSを利用している場合でもmsysgitはそれとは別にインストールする事にする。その方が余計なトラブルがなくて良いように思われる。
-- 今回は%USERPROFILE%以下のApp\Gitフォルダ以下にインストールする。

** インストール [#t5e51900]
- 以下から最新版のインストーラーをダウンロードする。
-- http://code.google.com/p/msysgit/downloads/list
- インストーラーを実行する。
- インストール先を以下にする。
 C:\Users\taro\App\Git
- 「Select components」オプションのチェックを全部外す。
- 「Adjusting your PATH enviroment」オプションは「Run Git from the Windows Command Prompt」を選ぶ。
- 「Choosing the SSH executable」オプションは「Use OpenSSH」を選ぶ。
- 「Configuring the ending conversions」オプションは「Checkout as-is, commit as-is 」を選ぶ。
- インストールを完了する。

** 設定 [#ja4894f5]
*** git statusで日本語ファイル名を表示可能にする [#s0e36274]
以下のコマンドを実行する。
 git config --global core.quotepath false

*** git commitで使うエディタを変更する [#mc07d5ff]
デフォルトではvimだが、以下のようなコマンドを実行して、好みのエディタに変更出来る(今回はgvim.exe)。但し、改行コードの自動判別機能、UTF8保存機能のあるエディタを使う事。
 git config --global core.editor gvim.exe

*** 環境変数HOME [#s3e54de0]
- .gitconfig等の設定ファイルが出来るフォルダはデフォルトでは%USERPROFILE%だが、環境変数HOMEを設定しておくとそこになる。
- Windowsの環境変数でHOMEを設定してもよいが、コマンドプロンプトからしかgitを利用しないなら、 C:\Users\taro\App\Git\cmd\git.cmd を開いて先頭行に以下のように記述を加える。
 @set HOME=%USERPROFILE%\Documents\git
- 次にマイドキュメント以下にgitフォルダを作る。
- 以後、msysgitの設定ファイルはこのフォルダ以下に作成される。

*** SSHの秘密鍵 [#m6d13eb3]
msysgitのSSHはOpenSSHなので、WindowsでPuTTYファミリーを使ってる場合は秘密鍵をOpenSSH形式に変換しておく。鍵を置く場所は%HOME%.ssh。


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