PuTTYのセッションを使ってSSH接続する

前提・準備

  • TortoiseSVNは、TortoisePlink.exeが同梱されており、標準ではこれを使ってSSH接続する。
    • C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoisePlink.exe
  • TortoiseSVNのTortoisePlink.exeはPuttyのplink.exeとセッションを共用できる。
  • したがって、普段、PuTTYを使ってSSHを利用しているなら、TortoiseSVNでもPuTTYのセッションを共用すると便利が良い。
  • ただし、PuTTYは、INIファイルではなく、レジストリに設定を保存するPuTTYを用意する。

PuTTYの設定

  • PuTTYを起動して、SVNサーバに接続する設定を作り、セッションとして保存する。
  • ここではmy-svn-sessというセッション名とする。

TortoiseSVNの設定

  • ファイルエクスプローラーを起動して、適当なスペースを右クリックして、[TortoiseSVN] -> [Settings]を選ぶ。
  • Settingsウィンドウが開くので、左ペインより[network]を選び、中の[SSH client]に以下のように入力する。(もしくはBrowseボタンを押下して、TortoisePlink.exeを探して選ぶ。)
  • C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoisePlink.exe

TortoiseSVNによるSSH経由のリポジトリアクセス

  • ファイルエクスプローラーを起動して、適当なスペースを右クリックして、[TortoiseSVN] -> [Repo-browser]を選ぶ。
  • URLを促すダイアログが開くので、以下の例のように入力する。
    • ここでは、
    • セッション名 my-svn-sess
    • SVNサーバ上のパス /var/sv/my-repos
  • セッション名はスペースが含まれていても構わない。そのままURLとして入力する。
 svn+ssh://my-svn-sess/var/svn/my-repos

INIファイルを使うPuTTYのセッションを利用したい場合

  • 多分、TortoiseSVNのTortoisePlink.exeはINIファイルに対応してない。
  • なので、TortoiseSVNのSettingsで、自分でインストールしたINIファイル対応のplink.exeを指定する。
  • これで、TortoiseSVNでSSH接続すると、そのplink.exeが呼び出される。
  • が、その際にセッション情報を保存してあるINIファイルを読んでくれるかどうかは、そのplink.exeの実装次第だと思う。未検証なので分からない。

参考


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