ローカルPCでPuTTYのRemoteCommandを使う
目的
ローカルPCからremote1.comを介してremote2.comにアクセスしたい。
前提
[WindowsPC/PuTTY]
↓
[remote1.com/OpenSSH]
↓
[remote2.com/OpenSSH]
- ローカルPCはWindows、remote1/remote2のサーバはOpenSSHのインストールされたUNIX系OSとする。
- ローカルPCのターミナルソフトはPuTTYとする。
手順
SSHアカウントの設定
- SSHのアカウント登録・公開鍵登録を以下のようにする。
- ローカルPCの公開鍵をremote1のauthorized_keysに登録しておく。
- remote1の公開鍵をremote2のauthorized_keysに登録しておく。
PuTTYの設定
- PuTTYを起動して、PuTTYの設定画面を開き、通常の接続設定を行う。次に以下のような設定を行う。
- 「セッション」
- 「ホスト名(またはIPアドレス)」を「remote1.com」にする。
- 「接続」→「データ」
- 「自動ログインのユーザ名」を「remote1のユーザ名」にする。
- 「接続」→「プロキシ」
- 「プロキシのタイプ」を「なし」にする。
- 「Telnetコマンドまたはローカルプロキシコマンド」を「nc %host %port\n」にする。なお、remote1にはncコマンド(またはconnectコマンドなど)をインストールしておくこと。
- 「接続」→「SSH」
- 「リモートコマンド」を「ssh remote2.com」にする。(必要に応じてsshコマンドのオプションを設定する。)
- 「接続」→「SSH」→「認証」
- 「認証のためのプライベートキーファイル」をローカルPC内にある秘密鍵ファイルに指定する。
- 接続設定を保存する。