MSYS2
MSYS2とは?
CygwinとMSYS2とMinGW-MSYSの使い分け
- Cygwin
- バイナリはCygwin-1.dllにリンクされる。従って、基本的にCygwinで閉じた環境で利用する。但し、所定のGCCによりネイティブのexeファイルをコンパイルする事も出来る(が、面倒)。
- MinGW-MSYS
- バイナリはWindowsネイティブのexeファイル。従って、Windowsのコマンドプロンプトなどの環境でも利用できる。但し、MinGW-MSYSは更新が滞っている。
- MSYS2
- バイナリはWindowsネイティブのバイナリだが、一部がmsys-2.0.dllにリンクされたバイナリがある。後者はMSYS2環境でのみ利用する。
3種のバイナリ
- msys2
- MSYS2環境下で利用するバイナリ
- mingw32
- 32ビットWindowsネイティブのバイナリ
- mingw64
- 64ビットWindowsネイティブのバイナリ
インストール
スタートメニューに登録されるショートカット3種
- msys2_shell.bat
- PATHは/bin(すなわちMSYS2バイナリ)のみ。
- mingw32_shell.bat
- PATHに/mingw32/binが追加される。
- mingw64_shell.bat
- PATHに/mingw64/binが追加される。
- 上のように環境変数PATHが設定されるので、MSYS2環境でのみ利用する場合はmsys2_shell.batを使えばいい。
- 64ビットWindowsネイティブバイナリをコンパイルする場合はmingw64_shell.batを使う。
パッケージ管理 pacman
公式