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- Windows-アプリケーション/MinGW-MSYS/MinGW-MSYS インストール へ行く。
MinGW+MSYS インストール
ダウンロード
以下から最新版のインストーラーをダウンロードする。
インストール
- インストーラーを実行してインストールする。
- インストール先は"C:\Users\taro\App\MinGW"とする。
- "C:\Program Files"は権限を昇格しないと書き込めないので避けた方が良い。
- オプションで「MSYS Basic System」だけ選ぶ。
- 後でmingw-getコマンドでパッケージ管理出来るので最小限で良い。
Windowsの環境変数の設定
Windowsのユーザー環境変数を以下のように設定する。設定後、環境変数を反映させる為に再起動もしくはログインし直す。
Path
Path=C:\Users\taro\App\MinGW\msys\1.0\bin
- MSYSによるUNIXコマンド群やMSYSのDLLは上のフォルダにインストールされる。ここにあるコマンドやDLLを使って、Windows上でUNIXコマンドを利用する。
HOME
HOME=C:\Users\taro\AppData\Roaming HOME=C:\Users\taro\Documents
- HOMEは設定しなくともminttyからだけ使う分には良いが、コマンドプロンプトやPowerShellからMSYSのコマンドを使う場合にはHOMEが設定されていないと都合が悪い事が多い。
- HOMEはWindowsOSや純粋なWindows系アプリでは参照される事はほとんどないが、UNIXから移植されたアプリでは参照される事も多い。その為、MinGW+MSYSに依存しないパスを設定するのが良いように思う。
- このような理由から今回はHOMEをAPPDATAに設定したが、MSYSのHOMEにWindowsのエクスプローラから頻繁に参照する場合はマイドキュメントの方が良いかもしれない。
minttyのインストール
― スタートメニューからMinGW Shellを起動する。MinGW Shellで以下のコマンドを実行する。
mingw-get update mingw-get install msys-mintty
minttyを利用しない場合
- MinGW+MSYSインストールフォルダ以下の"msys\1.0\msys.bat"を使ってシェルを実行する。
minttyのショートカットアイコンの作成
WindowsのPATHが通ったフォルダ等で右クリックしてショートカットを作成する。ショートカット先は以下のようにする。
C:\Users\taro\opt\MinGW\msys\1.0\bin\mintty.exe -tMinGW /bin/bash --login -i
※ -t ウィンドウタイトル
minttyに環境変数を渡すには
C:\Users\taro\App\MinGW\msys\1.0\bin\mintty.exe -tMinGW /bin/env HOME=C:/Users/taro/AppData/Roaming /bin/bash --login -i
Windowsのショートカットでは環境変数を設定できないので、上のようにMSYSのenvコマンドに環境変数を渡してbashを実行するようにすると良い。
minttyの設定
- minttyを起動して、画面を右クリックして、「Options」を選ぶ。
- 「Text」を選び、フォントを日本語が表示されるものにする。
msysのパッケージのインストール
- minttyを起動して以下のコマンドを実行して、初期パッケージのアップグレードを行う。
mingw-get update mingw-get upgrade
- 次に以下のように必要なパッケージを指定してインストールする。
mingw-get install msys-coreutils msys-man msys-tar msys-gzip mingw-get install msys-wget msys-zip msys-unzip msys-vim msys-rsync mingw-get install msys-openssl msys-openssh mingw-get install msys-patch msys-diffutils
- パッケージの詳細は以下のページで。