メールアドレスの作成UNIXユーザ = メールアドレスUNIXユーザを作成することでメールアドレスを作成したことになる。例えば、taro@example.com宛てのメールは、ユーザtaroのメールディレクトリ(/home/taro/Maildirなど)に届く。 なお、ユーザが存在しないメールアドレスはユーザaliasのメールディレクトリ(/var/qmail/alias/Maildir)に届けられる。 エイリアスで基本的なメールアドレスを作成ユーザaliasにエイリアスを設定することで、postmaster@example.comやroot@example.comなどの基本的なメールアドレスを作成する。それぞれ、/var/qmail/alias/.qmail-postmaster、/var/qmail/alias/.qmail-rootが対応する設定ファイルになる。ファイルの内容は以下のようになる。 ./Maildir/ taro@sample.net これでpostmaster@example.com宛てのメールは/var/qmail/alias/Maildirとtaro@sample.netに届くようになる。 ユーザエイリアスを使った簡易MLユーザtaroが存在するとして、taro@example.com以外にtaro-sub@example.comというエイリアスを作る場合、/home/taro/.qmail-subというファイルを以下のような内容で作る。 ./Maildir/ jiro@sample.net これでtaro-sub@example.com宛てのメールはユーザtaroのメールディレクトリとjiro@sample.netに届くようになる。宛て先を増やせば、簡易なMLとしても機能する。 ユーザのいないメールアドレスを作成また、taro-subではなくsub@example.comというメールアドレスを作りたい場合、/var/qmail/users/assignというファイルを以下のような内容で作る(最後の行は.のみにする)。 +sub:taro:500:500:/home/taro:-:sub: . これでsub@example.com宛てのメールは/home/taro/.qmail-subファイルを参照して(ファイル名は行末の2フィールドの記述で決まる)配送されるようになる。 メールの転送sendmailの.forwardの代わりとして、.qmailファイルを利用する。/home/taro/.qmailを以下のような内容で作る。 jiro@sample.net プログラムに渡したい場合は、以下のような内容になる。 | /usr/bin/procmail -m ./.procmailrc |
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