Windowsのコントロールパネルにあるネットワークアダプターの設定を開き、デバイスドライバの構成という項目がある。
それを開くと「電源の管理」というタブがあり、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」というチェックボックスがあり、デフォルトでチェックが入っている。
これはどういう事かというと、Windowsがスリープした際に自動的にネットワークアダプターの電源が切れるということ。
多くの人にとっては便利な設定なのだけれど、自分の場合は困る事がある。
ターミナルソフトからSSHでインターネット上のサーバに接続して作業している最中、何かの都合でPCを離れると、その間にWindowsがスリープに入り、作業を再開しようとスリープから復帰させるとSSHの接続が強制切断されている。
ネットワークアダプターの電源が切れるから、当然SSHの接続も切れるというわけ。
ターミナルソフトを起動し直して、もう一度SSH接続しないといけなく、面倒。
先のチェックボックスのチェックを外せば回避出来そうだけれども、どうやらネットワークアダプターのデバイスドライバによってはチェックを外しても電源のオンオフを制御出来ないようだ。
うちのPCはASUSのマザーボードでオンボードのLANを使っているが、これに該当し、不便だった。
仕方ないと諦めていたが、最近ASUSのウェブサイトからマザーボードのドライバをダウンロードしインストールしてみた所、この不具合が解消されたようだ。
マザーボードのファンの回転速度をPCから参照したくてドライバをインストールしただけだったのに、思わぬ副産物だった。