内容 | 3キャリア携帯公式の占いサイト開発 |
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期間 | 2006年1月 − 2006年4月 |
OS | Linux |
言語 | PHP |
アプリ | Apache, MySQL |
フレームワーク | Maple |
某ウェブ系受託開発会社にフルタイムで常駐し、携帯の公式サイトを開発しました。
PM1人PG4人くらいのチームにPGとして参加しました。
最近(現在2010年)では3G携帯のみ対象としてXHTMLを採用するケースが多いと思いますが、当時はまだ2G携帯のシェアも高く、クライアントの意向もあり、TABLEタグ非対応端末、白黒画像のみ表示可能な端末等の各種端末に対応させるため、非常に細かくコントローラ、テンプレートが分かれているサイトでした。
旧型端末が多数揃っており、別部署のテスト部隊によって細かく動作チェックを行っていましたが、そのチェックが厳しく、端末対応が大変な開発でした。
この会社は社員50人くらいのうちプログラマー(SE)が8割を占めてる感じでしたが、非常に質が高い人が集まっていたと思います。
自分はいろんな開発現場に入っており、その経験から言うと、会社の初期段階で起業メンバー数名だけの内は全員の質が高くても、会社の規模が大きくなり、10名、20名、30名と社員が増えてくるとその質は低下する事が多いように思います。
優秀なプログラマーはそう簡単に集まらないし、会社に以前からいて経験を積んだ優秀なプログラマーは辞めていなくなるからです。
受託開発をしている会社の場合、そういう循環になるような気がします。
と、思ってるんですが、この会社はそんな中、結構な数、高い質のプログラマーさんがいました。
正社員だけでなく、派遣や業務委託のスタッフもいて、いろんな所から上手く人材を集めていたようです。
ちなみに、この案件の占いサイト、某有名(らしい)占い師さんが監修していました(している事になってました)。
サイトオープン前後はその占い師さんは打ち合わせ等に参加していたようなのですが、新しい企画は開発チーム任せになっており、チームの中にその占い師さんの本を何冊も読破して占い理論を身につけたPGがおり、占いアルゴリズムが要求される処理はそのPGが担当していました。
業務システム系で簿記等の会計知識に特化した会計プログラマーっていると思いますが、そのPG(●●さん)は占いプログラマーといった感で、開発チームでは「●●さん、占い師になれるよね。というか、すでに占い師だよね。自分でサイト作ればいいのに。」とよく話してました。