10秒チャージとか言うけれど、実際10秒で飲み干すのは結構難しいでしょう?
キュートン、マドンナ
似ている気がする。
就職活動
先日、うちの近くのコーヒーショップで本を読んでた。
近くに男性客2人がいて、話が聞こえてきた。
どうやら学生が就職活動でOB訪問をしてるようで、「君はどうして営業をやってみたいの?」とかいろいろ聞かれていた。
その学生は営業職志望らしい。
私が学生時代に就職活動した頃は(今も?)就職氷河期だった。
就職活動は辛かった記憶しかない。
というか、社会に出て働こうという意欲があまり無かった。
そろそろ就職活動始めないとなと思ってる頃に描いた漫画。
こんな会社に就職したいなと思ってた。
THE OUTSIDER – 堀鉄平選手
私がよく観に行ってる、THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)。
前田日明がプロデュースするアマチュア、セミプロ選手による総合格闘技大会。
いわゆる「不良」などの若者に格闘技を通じた更生の道を用意し、優秀な選手をDREAMやUFCといったメジャー団体を含めた大会にプロデビューさせることを目標にしている。
OUTSIDERは出来て4年経ち、去年から成績優秀な選手がプロに転向するようになった。
その一人が堀鉄平選手。
本業は弁護士。自らの弁護士事務所を持ち、別にバーやスポーツジム、IT会社も経営している。
経歴から分かるように堀選手は不良ではない。大会の趣旨と違う堀選手の参戦を私は好ましく思わなかった。
特に参戦初期の試合では、ブラジリアン柔術出身で寝技を熟知する堀選手が、格闘技経験がなく寝技を知らない不良の選手と対戦して寝技であっさり勝つ事が多く、興ざめに感じていた。
が、堀選手はOUTSIDERに参戦し続け、徐々に強豪選手と当たる事が多くなり、プロ転向してからは酷い負けが目立ってきた。
先月行われたOUTSIDER第20戦では自衛隊出身のソルジャーボーイ一樹選手に左フックを受け、TKO負け。眼窩骨折で病院送りになった。
眼窩骨折は3回目で、堀選手のブログによると、
「ただし、これで、右目の下、内壁、上と3方向にプレートが入ったため(残りの外壁はもともと固く、折れる箇所ではないそうです)、次に同様の衝撃を受けた場合は、力が逃げる方向がないため、眼球破裂や失明の恐れが高くなるそうです。」
らしい。
こんな堀選手のインタビュー記事を読んだ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/text/201005240004-spnavi_2.html
弁護士として刑事事件の被告人と向き合い、格闘家として不良と拳を交える中で、堀は「不良を更正すること」が自分にできる社会貢献だと考えるようになっていく。(略)そして堀は、自身がこれまでに接してきた刑事事件の被告人と「自分が一緒になって戦って、真面目に何かに打ち込んでいる姿を見せることで訴えられるものがあるんじゃないか」と、自身のスポーツジムに不良更正クラスを立ち上げた。
一般的に言って、堀選手は成功者だと思う。司法試験に合格した弁護士で、いくつも会社を経営しているのだから。
堀選手が戦って負けた相手には格上のプロ選手もいるけれど、それは総合格闘技に限定した話で、リングの外では堀選手の方が社会的ステータスも経済力も(多分)上だろう。
そういう堀選手が、自分よりずっと若く(堀選手はすでに35歳で格闘家としてかなり高齢)、明らかに実力差のある選手と対戦し、怪我するまで殴られるという。
これってなかなか凄い。
正しい事を言っていても、人に伝えるのは難しい。立場に上下があるとむしろ反発が生まれ事もあるし。
その点、高いポジションから降り、体で示す、この奮闘努力は説得力を持つと思う。
最初はあまり好きでなかった堀選手だけれど、今は応援してます。
堀選手、頑張って下さい。
MacOS X 10.7 – Lion
今更ながらにうちのMacBookProを10.6から10.7にしてみた。
ちょっと感想を述べてみる。
最初に気づいたのが、スクロールが逆になった事。トラックパッド(あるいはマウスのホイール)を下にスクロールさせると、画面は上にスクロールするという動作。
慣れればこれでも良いかもしれないけど、Windowsや10.6までのMacと併用する場合、致命的に使いづらい。
なので、すぐに設定を変更して、これまで通りの動作に戻した。
次に気づいたのが、Aquaインターフェイスの水色のスクロールバーが変更された事。スクロールアロー(上下の矢印)が消えて、細いグレーのバーだけになってる。
前々からAquaの水滴っぽいアピアランスはくどくて格好悪いと思っていたので、それはいいんだけど、スクロールアローまでなくしたのは疑問に思う。
トラックパッド操作ならスクロールバーを使う事は少ないけど、マウス操作の場合は横スクロールするのにスクロールバーを使う必要がある。
他に気になったのは、フルスクリーン機能。ウィンドウ右上のボタンを押すと、メニューバーが消えて、ウィンドウが画面全体に広がり、アプリケーションがいわゆる全画面表示になる。
これってどういう時に使うんだろう?
Macのアプリケーションはメニューバーの文化だから、メニューバーが消えるのは操作性に大きく影響を与える。
Windowsのウィンドウ最大化みたいに、普通にウィンドウが画面いっぱいに広がるだけにした方が素直に使いやすいと思うのだけど。
ところで、10.7で一番楽しみにしてたのが、ターミナルの256色対応。
ターミナルを起動して、vimのカラースキームを256色に変えてみると、確かに対応してる。綺麗になった。
なんだけど、vsplitで画面を縦分割すると、スクロールが遅い!しばらく上下にスクロールさせつつ考えてみたけど、これはダメだ。
自分の場合、ターミナル上のvimがもっともよく使うアプリケーションなので、これは致命的にダメ。
絶望的な気持ちで、なんとかならないかとフリーウェアのiTerm2をインストールしてみたら、あれ、案外スクロール速い?
以前iTerm2を試用した時はスクロール遅くてダメだなと思ったんだけど、いつの間にか改善されてる。
10.6までのターミナルほど速くはないけど、これならなんとか我慢出来る。
というわけで、10.7を総評すると、微妙な出来かな。
自分は旧MacOSのSystem7の頃からMacを使ってて、最初のOSXを見て、Macはガラリと変わったなと思ったんだけど、それと比べても10.7は随分違ったものになったと思う。
AppleにとってメインストリームはiPhoneであって、Macじゃないんだと思う。
MacはiOS寄りになっていってる。スクロールが逆になったり、スクロールバーが変わったり、フルスクリーン機能だったりは、全部iOSの文化。
普段使ってるデジタルデバイスがiPhoneで、たまにパソコンも使うという人には、10.7は良い物なんだろうと思う。